情報処理技術者試験の勉強について【ITパスポート】
前回下の記事で少し強気な記事を書いてしまいました。
ので、情報処理技術者試験で自分が行った勉強法とかを書いていけたらと思います。
※ 自分がITパスポートを取得したのが6年前なので、若干勉強法が異なるかもしれないです。 その点に関しては適宜見ていただけるとありがたいです。
はじめに
この記事は、専門学生を対象としています。 なので、実務でがっつりやっている人や、全くの未経験には少し向かないかもです。
自分の勉強法
- 簡単な入門書を読む
- 最新の過去問を1回行ってみる
- 間違ったところを確認する
- 不明な用語を書き出して覚える
- 概念がわからないものがあったら、もう一度本を読む
その後2 ~ 4を繰り返すのですが、だいたい過去5 ~ 6年くらいを目安にときました。
当時ITパスポートは、初級シスアドから変わったばかりだった為になります。
自分は、初めてだったこともあり、どの程度まで行ったらいいかわからなかったので、だいたいどの過去問も90%以上は正解できるようにし、基本的な考えは全て頭に入れていました。
あとで思い返すと、ITパスポートの為だったら、やりすぎだったかなと思っています。
(のちの基本情報や応用情報では助けられましたが)
結果としてはだいたい86%で合格しました。
時間も確認3週くらいして40分くらい余っていたので、かなり余裕があったかと思っています。
期間
冬の11月に受けたのですが、秋の9月から初めて2ヶ月程度でした。
専門学校だと試験対策を行うのですが、それが1ヶ月前からだったのと、個人的に試験対策期間が始まる1ヶ月前から行っていました。
だいたいの工程としては
- 1週目:本で勉強、単語を書き出して覚えたりする
- 2週目:過去問を解く、余裕があったら2年分くらい
- 3週目:わからない単語、概念を覚える、余裕があったら3週目で行った問題をやり直す
- 4 ~ 6週目:3 ~ 5年の問題を解く、この頃になると割と知識も入ってくるので高速化を目指す
- 7週目:今までやって合格ラインに乗ってない過去門を行う。
また、この際に時間を測って120分で解いて確認までできることを行う - 8週目:忘れている単語がないか確認する、過去問は不安だったら1回くらい行う
だいたい、1日2時間ほどは勉強を行っていました。
ただ、後半は問題になれたこともあり、単語の勉強は1時間半や1時間程度で済ませて、プログラミングをしている日もありました。
一応専門学生だったので、学校での勉強時間が1時間半あったのと、前期である程度知識があったので苦労はしなかったですが、前期でITパスポート取得しようとするなど、詰めて勉強したりする学校だときついかもしれないです。
戦略
おおよそ最近の問題をみるに
- ストラテジ:35%
- マネジメント:20%
- テクノロジ:45%
となっており、まず自分がどの分野が苦手なのか知ることが大切です。
特に2年分くらいとけばだいたい自分の苦手な傾向がわかるので、そこを重点的に勉強しましょう。
例えば
- ストラテジ:10%
- マネジメント:3%
- テクノロジ:30%
だいたいプログラマーを目指す専門学生によくあるパターンだと思います。
この場合は、僕の場合はストラテジ→マネジメント→テクノロジの順番で優先して行います。
というのも、ITパスポートの出題範囲をみると、全体の合格基準の他に大問ごとにも合格ラインが置かれているからです。
偏りはあっても、どの分野も網羅的に勉強しておく必要があります。
なので、
- 合格ラインギリギリだけどそこそこわかっているストラテジ
- 合格ラインに足りてないマネジメント
- 余裕があるテクノロジ
と言った順番で行い、ある程度問題が回答できることやる気を維持しつつ行いました。
このパーセンテージが変わってくるとまた勉強のスタイルも変えた方が良いと思います。
もし、営業やマーケターなどでストラテジやマネジメントはわかるけど、テクノロジがわからない場合は優先してテクノロジを勉強していくといいと思います。
また、過去問を2 ~ 3年行うとだいたい苦手にする小問の傾向がわかってくるので、そこで本の該当箇所を再読するといいと思います。
書籍紹介
僕が買った本の紹介をします。
電撃PC [超解]ITパスポートたん 図解ですぐわかる!実践問題対策で一発合格!
- 作者: 三ツ矢眞紀,朝霞シキ,万国あゆや
- 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2010/06/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 2人 クリック: 14回
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はっきりいって、人前に見せにくい表紙ですが中は真面目です。
過去の問題を例にあげて、必要な情報をまとめてもらっているので関連情報を拾いながら勉強をすすめることができます。
僕は、この本を読んで行った後もう一度見返してわからなかったところに付箋をつけながら勉強しました。
2回目でわかったら色を変えておいて、次に回答できたら外すと言ったようなことをしていました。
終わりに
僕自身、ITパスポートは勉強しすぎかと思いましたが、用語の意味やどういう使われ方をしているのかなど理解して行うことで、基本情報や応用情報の午前が楽になっていくと思います。
たかがITパスポートですが、しっかり基礎を積むことも大切なので、より上位試験を受けるのであれば一夜漬けなどの勉強ではなく、しっかりと身になる勉強をすると良いのではないでしょうか。
ここまで、長々と読んでいただきありがとうございました。
もしこの記事でなにか助けになることがあったら嬉しいです。